「上野三碑」わかりやすい教材に
(2016年05月16日)
一般希望者にも配布
世界記憶遺産の国内候補となった高崎市内の上野三碑(山上碑・多胡碑・金井沢碑)の世界的な価値を小中学生に理解してもらおうと、高崎市教育委員会が製作を進めていた副教材が完成し、市内小中学校の児童生徒に配布された。
この上野三碑の副教材は、小学生用と中学生用が別々に制作され、上野三碑の碑文の読み方やその価値についてわかりやすい文章とイラストで説明されている。
高崎市教育委員会では、地域学習や歴史の授業でこの副教材を活用してもらい、子どもたちに上野三碑の理解と高崎への愛着を深めてほしいと考えている。
小学生用・中学生用ともにB5版8ページで持ち運びしやすく、三碑を現地で見学する際に携行できる。
中学生向けの副教材は、一般にも無料配布している。希望者は高崎市役所・文化財保護課、各支所・地域振興課、高崎駅観光案内所、観音塚考古資料館、高崎市歴史民俗資料館、かみつけの里博物館、多胡碑記念館、吉井郷土資料館、榛名歴史民俗資料館へ。一人1冊まで。郵送は行っていない。