算数が少し好きになったよ
(2016年02月29日)
2年目の学力アップ大作戦
高崎市教育委員会が地域と連携し、高崎市内の全ての小学校区、中学校区で児童・生徒の学力向上に取り組んでいる「学力アップ大作戦」の報告会が、2月26日(金)に高崎市役所で行われた。各校区の代表が実践報告を持ちより、意見交換した。
この学力アップ大作戦は、学校ごとの地域運営委員会が主体となって実施するもので、今年度で2年目。子どもたちは「わかる喜び」や「勉強する楽しさ」を実感するなど、成果が現れている。
放課後や休日に保護者や退職した教師、大学生などボランティアの指導者が子どもたちの学習を支援する取り組みで、参加している子どもたちには一人ひとりの進み具合に合わせた問題プリントが渡され、基礎基本をていねいに指導している。
各校区の取り組みがまとめられた報告書には、苦手な問題を繰り返して学ぶことにより、テストの点数が上がったことなど、算数が嫌いだったが少し好きになったなど、子どもたちの声が数多く掲載されている。
また、小学校では遊び感覚で参加している子もいて、対応に苦労したりすること、ボランティアのスキルアップをはかり「子どもたちの質問に答えられるボランティアを増やしていきたい」など、現場の声も紹介された。
各学校区の運営委員会では、新年度の実施に向けた計画づくりや市教委と連携したボランティア募集も進めている。
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