音楽と高崎を語る/五嶋龍さん
(2017年02月6日)
3月のコンサートの聴きどころも
ニューヨーク在住の世界的ヴァイオリニスト、五嶋龍さんのトークイベントが5日に高崎高島屋で行われ、詰めかけた300人のファンが五嶋さんのトークを間近で楽しんだ。
五嶋さんは3月14日(火)に群馬音楽センターで開催されるコンサートで、エリアフ・インバル指揮、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団と共演し、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏する。五嶋さんが同曲を日本国内で演奏するのは、このコンサートが初めてとなる。五嶋さんはトークの中で「ヴァイオリニストは必ず弾いている有名な曲。初心に戻り、自分らしさを表現していきたい」と演奏会への意気込みと聴きどころを語った。
五嶋さんはヴァイオリンを弾き始めたきっかけや、司会をつとめている「題名のない音楽会」などについて語り、「体を動かすことが好きで、考えるよりもやってみようと思うようになった」とスポーツを楽しんでいることなどにもふれた。
「父が高崎出身なので、高崎のコンサートはいつもと気持ちが違い、帰ってきたと思っています。高崎は私の心の中で特別な場所です」と五嶋さんは高崎への思いを語り、「特別なメンデルスゾーンを演奏しますので聞きに来てください」と3月のコンサートへの来場を呼び掛けた。ラジオ高崎では、今回のトークイベントを後日、放送する予定。
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