絵本原画展25年の手応えを実感
(2019年01月20日)
ギャラリーで19日から29日
NPO法人・時をつむぐ会が主催する「たかさき絵本フェスティバル」第25回絵本原画展が高崎シティギャラリーで1月19日から始まった。
今回の展示は降矢ななさん、出久根育さんの絵本原画などを展示。降矢さんがスロバキア在住、出久根さんがチェコ在住であることから東欧の絵本文化も紹介している。
19日は、オープニングセレモニーや展示作品『ともだちや』の内田麟太郎さんのギャラリートークなどが行われ、観覧者を集めた。
内田さんは、『ともだちや』の着想や作画の降矢ななさんとの作品づくりなど、ユーモアを交えて語り、会場を楽しませた。
絵本原画展は、毎回工夫を凝らした展示やテーマづくりで、来場者を楽しませている。
第1回かられまでの絵本原画展を振り返るコーナー、物販では『ともだちや』全作品を紹介するコーナーも設置されており、特に『ともだちや』コーナーは人気となっていた。
フロアにカーペットを敷いて自由に絵本を読めるスペースもあり、家族で絵本を楽しんでいた。
時をつむぐ会代表の続木美和子は「若いスタッフが大きな力になっている。見に来てくれた子どもたちが大人になって、また見に来てくれるのが私たちの誇りです」と話している。
会期は1月29日(火)まで。時間は午前10時から午後6時。入館は午後5時30分まで。
入場料は当日一般800円、子ども(4歳以上18歳未満)当日500円 。
問合せ:時をつむぐ会 TEL.027-352-4613
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