「高崎だるま市」で新年に弾みを
(2018年12月31日)
駅周辺からまちなかへ 波及効果に知恵を絞る
元日・2日に高崎駅西口の駅前通りで開催される「高崎だるま市」は2019年で3回目。
高崎だるま市は高崎の田町でだるまが売られた歴史を掘り起こし、まちなかでの活性化に貢献している。
実行委員長の小見勝栄さんは「顔が高崎のだるまに似ているから実行委員長に選ばれました」と笑顔で語る。
「駅周辺からまちなかへ、だるま市の波及効果を高崎全体に波及させるためみんなで知恵を絞っていこう」と話す。
開催時間は両日とも午前10時から午後4時、会場はワシントンホテル前からあら町交差点。交通規制は午前9時から午後5時。
催しも充実させ、初詣循環バスも増便となった。
前回の来場者数は約35万人と大盛況で、年頭の大集客を何とかまちなかに回遊させられないかと知恵を絞る。「例えば一極集中ではなく、街のあちこちでだるま市を開催するのも一つ」。
まちなかの活性化についても、「通りを構成する一軒一軒の店舗の人たちが、こんな街にしたいと夢を描き共有し合って、あきらめずに少しずつ前に進んでいくこと。その通りにしかない色や匂い、空気などが現れるようになったら、人は足を運びたくなるはず」と話す。