村上鬼城没後80年で記念展
(2018年10月31日)
村上鬼城記念館
並榎町の村上鬼城記念館(鬼城草庵)で、11月1日(木)から7日(水)まで「村上鬼城没後80年特別記念展」が開催される。
高崎が輩出した俳聖・村上鬼城は、慶応元年(1865)に江戸小石川に生まれ、8歳の時に家族で高崎に移った。軍人を志すが、耳が不自由になり断念、裁判所で働きながら正岡子規の弟子となり、俳句の道に入った。
34歳の時『ホトトギス』に初入選し、明治・大正・昭和を通じて優れた俳人の1人として活躍した。昭和13(1938)年9月17日市内並榎町の自宅で73年の生涯を閉じた。
鬼城の死は内外に報じられ、各界から弔問、弔句が寄せられた。今回の特別展では、そうした弔問、弔句や鬼城の遺作を展示する。
鬼城記念館には鬼城の書斎がそのまま保存されており、今回の展覧会に合わせて見学することができる。
入場料は500円。会場の駐車場は狭いため、公共交通で来場を。
問い合わせは村上鬼城記念館・電話027・326・9834。
村上鬼城記念館=高崎市並榎町288。
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