上野三碑「世界の記憶」1周年イベント
(2018年10月31日)
講演会・三碑の特別公開・企画展
上野三碑(多胡碑・山上碑・金井沢碑)が、昨年10月31日にユネスコ「世界の記憶」に登録されたことを記念し、高崎市は11月3日(土・祝)に吉井文化会館で記念講演会、4日(日)に上野三碑の特別公開を行う。
また10月31日から、多胡碑記念館で登録一周年記念の企画展「山上碑の世界~古墳から寺院へ」が開催されている。
記念講演会「上野三碑に刻まれた東アジアと古代社会」
東アジアの石碑文化、古代東国社会をキーワードに上野三碑の歴史的意義を考える)
講師:三上喜孝氏(国立歴史民俗博物館教授)
会場:吉井文化会館小ホール(吉井町吉井285-2)
日時:平成30年11月3日(土・祝)午後1時30分から午後3時
参加費:無料
定員:先着200人。申し込み不要、当日会場へ。
上野三碑 特別公開
日時:平成30年11月4日(日)午前9時から午後3時
場所:多胡碑(吉井町池)。山上碑(山名町)、金井沢碑(山名町)現地。
普段はガラス越しにしか見られない石碑を直接見られる貴重な機会。(石碑保護のため覆い屋内は立ち入りできない)。無料。
企画展「山上碑の世界~古墳から寺院へ」
期日:平成30年10月31日(土)~12月9日(日)
会場:多胡碑記念館2階展示室
入館料:無料(平成31年3月末まで)
山上碑は、上野三碑の中で最も古く、完存する日本最古の碑としても知られている。山上碑は隣接する山上古墳に並んで建てられたと考えられ、681年に放光寺の僧・長利が母・黒売刀自(くろめとじ)のために建立したと推定される。山上碑の魅力を知る企画展。
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