群響の新指揮者に小林研一郎氏
(2018年10月31日)
「炎のコバケン」で知られる世界的指揮者
群馬交響楽団は来年3月末で退任する大友直人音楽監督の後任として、小林研一郎氏をミュージックアドバイザーとして迎えることを10月30日に発表した。
小林氏は東京藝術大学卒、第1回ブタペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞受賞。世界有数の音楽祭に出演するほか、国内外のオーケストラを指揮。
現在、日本フィルハーモニー交響楽団桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団桂冠指揮者、東京芸術大名誉教授、東京文化会館音楽監督などを務める。
小林氏は、情熱的な指揮から「炎のコバケン」の愛称で親しまれている。群響は音楽監督としての就任を求めてきたが、ミュージックアドバイザーというかたちになった。多忙な中で、群響の演奏会では年間に3回以上の指揮が予定され、音楽面、演奏面に関するアドバイス、演奏会プログラム・公演企画についてのアドバイス等も盛り込まれている。
2019年4月に就任し、任期は3年間。2019年4月の定期演奏会でお披露目となる予定。
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