高崎市消防隊が総合防災訓練
(2018年09月9日)
災害への対応と技術・士気高揚
平成30年度高崎市消防総合訓練が9月9日(日)救急の日にもてなし広場で行われた。高崎市等広域消防局、高崎市女性防火クラブの合計576人が参加し、行進を行う小隊訓練、火災と人命救助の連携訓練、ポンプ操法訓練、地震想定訓練、一斉放水訓練が行われた。
地震想定訓練は、地震で倒壊した家屋、家屋に突っ込んだ自動車から取り残された人を救助するもので、強力な工具を使って自動車のドアや天井を取り外す作業、はしご車で要救助者を吊り上げて救出する作業も盛り込まれた。
この訓練には、多くの市民が見学に訪れ、消防隊の見事なチームワークに拍手をおくっていた。
富岡賢治市長は「全国各地で様々な災害が発生している。市民が最終的に頼りにしているのは今日集まっている皆さん。これからも高崎のため、市民のために尽力をお願いします」と式辞を述べた。
高崎市等広域消防局の井草局長は「更に訓練を重ね市民の命を最優先に取り組んでいきたい」と決意を述べた。
会場の一角では、ミニ消防車「レッドくん」の乗車体験、非常食の試食・配布、音楽隊の演奏など家族向けの防災イベントも行われ、来場した市民を楽しませた。
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