水害危険箇所を総点検
(2018年08月22日)
局所的な増水にも着目
高崎市は、平成26年度から毎年実施している危険箇所総点検について、今年度は水害危険箇所を重点に5月から7月にかけ、延べ1522人の職員を動員して実施した。
局所的な集中豪雨により急激に水位が上昇する傾向にある中小河川に着目し、洪水予報河川、水位周知河川以外の中小河川の氾濫防止を重点テーマに点検した。
河川点検では烏川、碓氷川、鏑川、神流川、井野川、榛名白川、雁行川に加え、長野堰、貝沢堰、倉賀野堰等で点検箇所は151河川となった。30カ所の要対応箇所が見つかり、工事発注や国県への要望など、必要な措置をはかる。
また大雨時に、道路の側溝や用排水路が溢れて、浸水や道路冠水による交通障害の恐れもあることから、きめ細かな点検を実施した。
土砂災害危険箇所777カ所、公園337カ所、道路28路線、農業用水路64用水、上下水道施設、マンホール3400カ所などを点検し、今回の点検で合計約200カ所の要対応箇所が見つかった。
高崎市が管理している箇所については既に対策を進めており、国や県の管理箇所についても、改善に向けて協議や要望を行っていく。
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