高崎学のおもしろさ凝縮
(2018年05月15日)
「高崎学Ⅰ」発売。500円
高崎学を手軽に楽しく学んでもらおうと、高崎市は14日(月)から高崎学のガイドブック「高崎学Ⅰ 高崎のなりたちとその正体」の販売を始めた。同書はA5版、カラー、117ページ、1000部を製作。多くの人に読んでほしいと価格は1冊500円(税込)。
高崎学検定は平成25年度から始まり昨年度の実施で5回となった。同書は、これまで実施された検定内容を踏まえながら、高崎学検定受検者だけではなく、高崎市や地域に興味を持っている人にも楽しめる内容となっている。
5章の構成で、高崎の名付け親とされる井伊直政から始まり、街道と交通、近代産業と戦争、東アジア・中央政権と深く関わる古代豪族など、高崎のエッセンスが写真をふんだんに掲載し、わかりやすく解説されている。「誰が高崎をつくったか」、「県庁に逃げられたが陸蒸気(おかじょうき)が来た」など、章タイトルもおもしろく工夫されている。また話したくなる高崎の歴史エピソードを26のコラムで紹介。102問の高崎学クイズも楽しめる。
これまで、高崎学検定は、膨大な高崎市史など受検者が工夫して学習していたが、今回のガイドブックは、高崎学検定のすそ野拡大にもつながりそうだ。
市内書店(天華堂書店、文真堂書店、戸田書店高崎店、くまざわ書店高崎店ほか)、高崎市役所市民情報センターで販売。
問い合わせは高崎市市民活動センターソシアス。電話027・329・7114。続編の「高崎学Ⅱ」も計画されているそうだ。
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