群馬コンベンションセンター着工
(2018年01月14日)
愛称は「Gメッセ群馬」
群馬県が高崎競馬場跡地で建設計画を進めているコンベンション施設の起工式が11日に現地で行われた。
大澤正明知事は起工式で「本県の玄関口であるJR高崎駅の近くに奇跡的に残された大規模空間を50年先、100年先の群馬のために生かしたいという強い思いから、人もの情報の集積拠点として、群馬コンベンションセンターの整備を決断した。2020年春の施設完成の暁には交流人口の増加による新たな経済需要の喚起、企業のビジネスチャンスの拡大、新産業の創出、若者や女性が活躍できる魅力ある雇用の創出につなげ、本県の発展を実現したい」とあいさつした。
起工式終了後、昨夏に募集したコンベンション施設の愛称が発表された。愛称は2631件の応募から「Gメッセ群馬(読み方:ジーメッセグンマ)」と決まった。GはGLOBAL、GRAND、GATEなどの意味を込め、見本市会場に使われることの多いメッセ、群馬と組み合わせた。採用理由はシンプルで定着しやすく施設の性格を端的に表している、ロゴ等の展開が容易などとされた。Gメッセの応募は、高崎市の曽根さん、後藤さんなど5人から寄せられた。
また、併せてコンベンション施設のプロモーションビデオも発表され、催事の誘致に活用していく。施設の予約受付が今月から開始され、多くの問い合わせを受けているそうで大澤知事は「注目されている施設であることをあらためて認識した。運営についても県内企業に関心を持っていただき、取り組んでいかなければならない」と述べた。
●施設概要
会議・展示施設は、鉄筋造・地上4階建て。展示場約1万㎡。会議施設はメインホール(1000人収容)1室、大会議室(500人収容)1室、中会議室(200人収容)4室、小会議室(40人収容)4室。屋外展示場2万㎡。駐車場は立体駐車場約1400台、平面駐車場約約700台。
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