中央銀座アーケード供用開始
(2017年12月18日)
昭和レトロな飲食街へ
平成26年2月の大雪で崩落した中央銀座アーケードが再整備され、17日(日)に供用開始になった。
今回再整備された区間は約110mで、高崎市によれば、新しいアーケードは周囲の雰囲気と新しい時代を意識し、木質感のある演出や落ち着いた色調を取り入れた。採光に配慮し、開放的で明るく、親しみやすい空間になっている。
中央銀座は、昭和の風情が魅力となっており、街区の特色を打ち出していく。アーケードの再整備に伴って、8店舗の飲食店が誘致された。新たに整備した店舗の建物はモルタル風の壁やアーチ型の窓を配置するなど外観に統一感を持たせている。歩行者天国の時間帯は、店先のテーブルで開放的な雰囲気を楽しめる。
記念式典で富岡賢治市長は、高崎電気館の活用や高崎ビューホテル撤退後のホテル事業継続など中央銀座周辺の取り組みに言及し、高崎駅周辺で創出されているにぎわいを回遊させていきたいなど、アーケードの再建に期待を持っており「気合いを入れてまちをつくっていきたい」と力を込めた。
高崎商工会議所の原浩一郎会頭は「高崎はかつてないにぎわいを見せており、回遊性をつくるため市と会議所をあげてがんばっている。相乗効果を上げながら中心市街地の活性化をはかりたい」とあいさつした。
(高崎新聞クールチョイスニュース)
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