開局から続く長寿番組、放送1000回に
(2017年07月17日)
ラジ高「吉永哲郎のどこ吹く風」
ラジオ高崎が開局した平成9年4月から20年間続き、文学研究者の吉永哲郎さんが文学や歴史民俗、高崎を語る長寿番組「どこ吹く風」が、7月15日に第1000回の放送となった。
「どこふく風」は、開局当初から続く唯一の番組で、吉永さんがラジオ高崎アナウンサーを聞き手に、毎回、さまざまな話題を15分間語る。現在の聞き手は田野内明美アナ。
吉永さんは、昭和11年生まれ、県内高校で教鞭をとり、在職中から多方面で活躍。開花高崎ひかえ帳、高崎散歩道、おはなし高崎人物伝などを執筆。源氏物語を読む「蘇芳の会」を長く主宰している。
放送では、現代では忘れられがちな、日本人の心の機微やいつくしみ、季節感などにあらためて気付かされる。文学や言葉に対する吉永さんの深い造詣、高崎に対する愛情、平和への思いが伝わり、時に鋭い舌鋒も披露される。
「どこ吹く風」は毎週土曜日午前7時40分。再放送は日曜日午前9時30分。ラジオ高崎では1000回記念特別番組を計画中。
- 次の記事 「デザイン」切り口に観光を考える
-
前の記事 観音山公園プールがオープン