創立80周年の群響 さらなる高みへ
(2025年04月18日)
第607回定期演奏会・4月19日
群馬交響楽団の第607回定期演奏会が4月19日(土)午後4時から高崎芸術劇場で行われる。
群響創立80周年シーズンの定期演奏会の開幕を迎え、「群響のすそ野を広げ高みをめざす」をテーマに、山を主題とした楽曲を3曲演奏する。指揮は群響常任指揮者・飯森範親マエストロ。
池辺晋一郎「3776メートルの年代記」は美しくそびえる富士山のすがすがしさを表現。ベルクのヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」はソリストに金川真弓さんを招いた。ちなみにベルクはドイツ語で山の意。
R.シュトラウス「アルプス交響曲」は、ドイツアルプスの最高峰ツークシュピッツェに登山した体験をもとにした単一楽章の交響曲で、22の情景が連続して演奏される。大編成、50分の大作で、楽器の持ち替え、オルガンやハープ、ウインドマシーンやサンダーシートなどの多彩な打楽器が奏でる情景も聞きどころ。さらなる高みをめざす群響にふさわしい重厚で壮大な作品。
チケットは群馬交響楽団事務局、チケット専用電話 027-322-4944。
日時4月19日(土)午後4時開演。(午後3時開場)
開場:高崎芸術劇場大劇場
交響曲:群馬交響楽団
指揮:飯森範親(群響常任指揮者)
ヴァイオリン:金川真弓
演奏曲
池辺晋一郎/3776メートルの年代記(2003)
ベルク/ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
R.シュトラウス/アルプス交響曲 作品64, TrV 233
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