寺尾藤岡線バイパス山名工区が開通
(2025年03月28日)
慢性的な渋滞対策・地域発展に
県道寺尾藤岡線バイパス山名工区が完成し、3月27日に開通式典が行われた。
県道寺尾藤岡線バイパス山名工区は、根小屋町交差点から藤岡市篠塚までの2・7kmで、令和2年10月に新鏑川橋を含む藤岡市寄りの1・5kmが開通している。今回、残区間となる根小屋交差点から南八幡中学校。小学校の北側を通り、山名木部学校線に至る1・2kmが開通となった。
県道寺尾藤岡線の根小屋~山名区間は、朝夕を中心に慢性的な渋滞が発生していた。幅員が狭く歩道も設置されておらず、沿道は住宅等が密集して拡幅が難しい状況であった。バイパスにより、高崎市と藤岡市を移動する交通を現道から転換し、慢性的に発生していた渋滞解消をはかり、安全性の向上をはかる。
新鏑川橋の藤岡市側には藤岡インターチェンジ西産業団地、藤岡北部工業団地が立地し、前橋長瀞線バイパス、藤岡ICへのアクセス性向上など、高崎・藤岡地域の交流促進、地域発展に寄与するものと期待できる。
県道寺尾藤岡線バイパスは3月27日午後3時に供用開始となった。バイパスと既設道は根小屋町交差点、根小屋南交差点によって接続し、バイパスが本線方向となっている。
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