令和6年度高崎市一流技能者顕彰

(2025年03月14日)


令和6年度高崎市一流技能者顕彰事業の顕彰式が3月13日に高崎市役所で行われた。

この顕彰事業は高崎市と高崎商工会議所が連携して取り組み、令和4年度から始まった。市内の優れた技能者に光を当て、全国に誇る高崎市の技術・技能を広く発信する。

 

今年度は日本料理の荒井一樹さん(株式会社スリーエイト・柳川美熊野シン和食)、電気設備工事の久保好男さん(金井電気工事株式会社)、金属加工の泉類亨さん(斉藤プレス工業株式会社)、羽ばたき製造の米山康男さん(有限会社サンフェザー)の4名が受賞した。

受賞者を紹介する映像を制作し高崎駅西口にOPAビジョン、高崎駅東口のラ・ビジョン、高崎駅改札前のJスポットビジョンで放映するとともに、高崎市公式YouTubeで配信する。

 

荒井一樹さんは地元の食材を生かし、形にとらわれない和食を提案している。令和6年「第33回全国日本料理コンクール」サステナブル部門で経済産業大臣賞を受賞。「受賞しとてもうれしいです。受賞を新たなスタートとして、がんばっていきたい」。

 

久保好男さんは第一種電気工事、高圧ケーブル工事技能検定などの資格を持つ。後進の指導・育成に貢献する功績で「優秀施工者建設大臣顕彰」を受賞。「現場一筋にがんばっていきたい」。

 

泉類亨さんは溶接技術の「ろう付け加工」で優れた技能・技術を有している。「大変光栄です。技術に興味を持ってもらえるように取り組んでいきたい」。

 

米山康男さんは、手作業で羽はたきを製造し、令和6年「群馬県ふるさと伝統工芸品」、伝統工芸士に認定。「高崎市に評価していただきうれしいです。ものづくりのすばらしさを知ってほしいと思います」。

 

 

高崎市の富岡賢治市長は「一流の技能、技術を顕彰し、市民の皆様に知ってもらおうと映像を製作しました。駅などで繰り返し放映し、駅で待っている人などに見てもらえると思います」と話す。

高崎商工会議所の串田紀之会頭は「高崎市内にはまだまだ多くの技能者がいらっしゃいます。今後も高崎市内で活躍する技能者に光をあて、たくさんの方に卓越した技能のすばらしさを知ってもらえるように取り組んで参ります」と話している。

 

 

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