高崎市令和7年度予算案
(2025年02月20日)
一般会計予算1647億円、前年度比2.1%減
高崎市は2025(令和7)年度予算案を内示した。
令和7年度の高崎市の一般会計予算は、1647億円で、前年度比2.1%の減となった。
一般会計、特別会計、企業会計を合算した令和7年度予算の総額は、2696億188万円で、前年度比0・3%の減となった。
富岡賢治市長は令和7年度予算について「節約型の予算で、市債の残高も95億円減額できる。その中で子育て環境の整備や高齢者の安心した生活を重点にした」と説明している。
歳入では、市税は前年度比5・9%増の667億3975万円。市民税個人、市民税法人、固定資産税ともに前年度比プラスを計上した。
市債は児童相談所、高浜クリーンセンター、労使会館の建設事業の終了により大幅に減少し、市債全体では前年度比68・8%減の33億4930万円となった。
令和7年度末の市債残高は前年度に比べて大幅減となり、95億1379万円減の1371億5296万円となった。
歳出では、子育て世帯の経済的負担の軽減のため学校給食費一部無償化の開始、伝統文化の館運営事業、児童相談所の開所に向けた準備、子育て支援では放課後児童クラブの充実、GunMaaS推進事業、豊岡だるま駅設置事業などを盛り込んだ。
予算案は2月20日から始まる高崎市議会3月定例会で審議される。
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