高崎ロケ作品映画「Spirit World」/釜山国際映画祭のクロージング作品に
(2024年09月17日)
©︎L. Champoussin / Mi Movies/ ZWF/WOA/KOW/FF
©︎L. Champoussin / Mi Movies/ ZWF/WOA/KOW/FF
エリック・クー監督、カトリーヌ・ドヌーブ主演作品
シンガポールの鬼才エリック・クー監督が、映画「家族のレシピ」(2019 年日本公開)に続き高崎でメガホンをとった長編映画「Spirit World(スピリット・ワールド)」が釜山国際映画祭のクロージング作品に選ばれた。
この映画の主演はフランスの伝説的女優カトリーヌ・ドヌーブ。竹野内豊、堺正章、風吹ジュンらが共演した。撮影は2024 年1 月上旬から約10日間、群馬音楽センターをはじめ高崎市内10か所以上で撮影された。
釜山国際映画祭(10月2日から11日まで)を皮切りに多くの国際映画祭に出品され、今後は世界各国で上映されることが期待される。
高崎市の富岡賢治市長は「高崎市が協力し撮影された映画がアジア最大級の映画祭でクロージング作品に選ばれ大変喜ばしいこと。日本で上映される日を楽しみにしている」とコメントしている。
【あらすじ】
老齢のフランス人歌手、クレア(カトリーヌ・ドヌーブ)が日本でのツアー中に突然の死を遂げる。クレアの魂は異国のバルドで生き続け、そこで彼女は、生者とともに旅をする彷徨える別の魂(亡霊)に出会う。死と生の隔たりを越えて、魂が残り、救済、愛、守護天使が見つかるかもしれない死後の世界で、人間性を発見する旅が始まる。