高崎駅開業 140 周年で記念イベント
(2024年05月8日)
高崎駅の開業140周年を記念するイベントが5月3日から5日に行われた。高崎駅は1884(明治 17)年 5 月 1 日に開業し、高崎の発展を担ってきた。
連休に合わせて記念の機関車、電気機関車が運行、高崎駅東口では機関車の街マルシェやステージイベント、缶バッチ作成体験、高崎駅1番線では旧信号所の制御盤展示や発車ベル操作体験など、高崎駅の歴史を楽しむイベントが行われ、大勢の来場者でにぎわった。また、かつて駅の待合室に設置されていた伝言板イベントなども話題になった。
5月3日に記念運行した「SL 高崎駅 140 年水上」号の出発に合わせ、記念セレモニーが行われた。セレモニー会場となった2番線には大勢の鉄道ファンが集まった。高崎駅の長谷川秀治駅長、高崎市の富岡賢治市長の合図でSLが出発し、高松中学校生徒による演奏が花を添えた。
セレモニーで富岡市長は「高崎駅は高崎市の発展の要です。高崎駅の利用が増え、交流が増えてほしい」、長谷川駅長は「140年の重さを感じました。お客様に育てられた140年分の感謝の気持ちを表したい」とあいさつした。
140周年を記念し、記念運行の「SL 高崎駅 140 年水上」号のヘッドマークは高崎市に縁のある美術作家・山形敦子さんのデザイン、「EL 高崎駅 140 年横川」号は、一般募集したデザインから選ばれた優秀作品が用いられた。
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