群響/第597回定演 2024年シーズン開幕
(2024年04月19日)
4月20日午後4時開演
群馬交響楽団の2024年シーズンが開幕し、第597回定期演奏会が4月20日午後4時から高崎芸術劇場大劇場で開催される。開場は午後3時。
スイスの巨匠ミシェル・タバシュニクの指揮でシェーンベルクの代表作「5つの管弦楽曲 作品16」(1949年版)、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、ブラームス交響曲第1番が演奏される。ピアノはティル・フェルナー。時代を超えて音楽の都・ウィーンで醸成された響きを楽しんでもらう。
チケットは一般3000円~6500円。当日券は午後2時30分より高崎芸術劇場2階大劇場エントランスロビーで販売。
問い合わせは高崎芸術劇場内群馬交響楽団事務局027-322-4316。
2023年より飯森範親常任指揮者が就任し、群馬交響楽団の魅力づくりに力が入れられてきた。飯森常任指揮者と市民・県民が交流する機会として群馬の森で開催される「森とオーケストラ」や移動音楽教室での指揮、公開リハーサル、子どもたちや障がいを持った人たちに音楽を楽しんでもらう演奏会、医療機関への出張演奏会なども実施。県内温泉地を舞台に群馬の観光と音楽をPRする映像も発信した。
2023年度の定期演奏会を含む群響演奏会の年間観客数は前年度よりも約1万5千人多い13万4千人となった。
2年目となる2024年シーズンは、前シーズンからの取り組みを更に深めていき、7月に第600回定期演奏会を迎えることを始め、海外指揮者・ソリストの起用、楽員ソリストの起用、多様な編成や年代の作品を取り上げる。
5月25日の第598回定演では山本菜摘氏に委嘱した「宴(UTAGE)」の初演、4月29日に群馬の森で行われる「森とオーケストラ」では、尾瀬にちなんだ「夏の思い出」により楽器を紹介する小田実結子氏の作品を初演する。2025年度の創立80周年に向けた取り組みも準備されているそうだ。
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