絵本原画展/ギャラリーで1月30日まで
(2024年01月26日)
28日に田中陵二さんギャラリートーク
たかさき絵本フェスティバル・第30回絵本原画展「やっぱりふくいんかん(福音館)」が高崎シティギャラリーで開催されている。主催はNPO法人・時をつむぐ会。
今回は福音館書店の絵本や児童書、月刊誌などから「ぱんだちゃん(絵・文MAYA MAXX)」。「やっぱりおおかみ(作・絵ささきまき)」「スーホの白い馬(大塚勇三再話・赤羽末吉画)」などの原画展示、「石は元素の案内人(文・写真田中陵二)」に関連した鉱物などを展示。
物語絵本や科学絵本などの福音館書店の9編集部の仕事も展示紹介している。このコーナーでは、編集部や時をつむぐ会のおすすめの絵本を手に取ってみることことができる。
福音館書店社長として絵本の名作を数多く生み出した故・松井直氏の仕事も掘り下げている。
時をつむぐ会の続木美和子さんは「30周年を記念して福音館書店の絵本を紹介することができました。福音館書店には第1回からお世話になってきました。展示を通じて親子の時間を楽しんでほしいという福音館の思い、つくる側の思いを見てほしいと思います。絵本を読んでくれた時の声やあたたかさが大人になっても子どもたちの心に残りると思います」と話している。
1月30日まで。時間は午前10時から午後6時。入場は30分前まで。会期中無休。入場料は大人1000円、子ども500円。
1月27日(土)午後1時から『やっぱりおおかみ』の話。講師は関口展さん(福音館書店OB)、1月28日(日)午後1時から『石は元素の案内人』の作者、田中陵二さんのギャラリートーク。田中陵二さんは高崎市出身で、2022年に「北海道石(せき)」を発見。
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