日本三大花火・土浦で最高賞
(2023年11月30日)
菊屋小幡花火店
11月4日に茨城県土浦市で行われた第94回土浦全国花火競技大会で最も優れた花火事業者に贈られる「内閣総理大臣賞」を受賞した菊屋小幡花火店(高崎市本郷町)の小幡知明(としあき)社長、同社経営戦略室の小池秀明さんが11月20日に高崎市役所を訪れ、富岡賢治市長に受賞報告を行った。
土浦全国花火大会は、日本三大花火競技大会(大曲の花火・秋田県、長岡まつり大花火大会・新潟県)の一つで、今年は57事業者が出品し来場者は60万人。
競技種目はスターマインの部、10号玉の部、創造花火の部の3部門。菊屋小幡花火店は22業者がエントリーしたスターマインの部に上毛かるたをモチーフにした「風神雷神」を出品し優勝(経済産業大臣賞受賞)、各競技部門の優秀者のうち、最も優れた花火業者に贈られる「内閣総理大臣賞」を受賞した。
菊屋小幡花火店は1872(明治5)年に本郷町で創業、現社長の知明さんは5代目となる。これまで3大花火大会など花火大会で数多くの受賞歴を持っている。大曲花火では、親子2代にわたって内閣総理大臣賞を受賞する快挙を達成。
今回の土浦全国花火競技大会に出品した「風神雷神」は、音楽と花火を組み合わせた作品。楽曲は作品に合わせた邦楽調のオリジナル曲を用意し、花火の演出にも工夫したそうだ。
富岡市長との懇談では、高崎まつりの大花火大会も話題となり、小幡社長から高崎の第九と花火を組み合わせ、高崎らしいエンターテインメントを構成していくことも提案された。
第94回土浦全国花火大会での同店の作品はYouTubeで閲覧できる。
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