鬼城と文人の書簡を展示
(2023年11月16日)
村上鬼城資料館
高崎が輩出し、境涯の俳人として近代俳句に多大な功績を残した村上鬼城が晩年を過ごした鬼城草庵が、高崎市が村上鬼城資料館(並榎町288-4)として活用され、鬼城の書斎や作品、足跡を展示している。
村上鬼城資料館では、11月3日から、鬼城の没後85年を記念し、鬼城と文人たちが交した書簡を展示する特別企画展「~没後85年~手紙からみた鬼城をめぐる人々」が開催されている。
常設展では見ることのできない、芥川龍之介や伊藤左千夫、与謝野鉄幹をはじめとする多彩な文人たちと交わした手紙が展示されている。鬼城の文学性を文人たちの言葉で知ることができる。
深井英五が日銀総裁に就任した際、鬼城が記念に贈った屏風に対する深井英五の礼状も展示。
村上鬼城資料館の開館日は金・土・日・祝日。今回の企画展の会期は令和5年11月3日(金・祝)から11月26日(日)。観覧料は一般500円、小中学生・65歳以上、身体障害者福祉法第4条に規定する身体障害者その他規則で定める方及びその付添人1人は無料。
問い合わせは同館、電話027-386-8904。
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