春の全国交通安全運動始まる
(2023年05月11日)
一日警察署長に石川さん
5月11日(木)から春の交通安全運動が始まった。期間は5月20日(土)までの10日間。年間スローガンは「急いでる 焦る気持ちが 事故を呼ぶ」、サブスローガンは「あんぜんは いのちをまもる だい一歩」。重点項目は「こどもを始めとする歩行者の安全の確保」「横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上」「自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底」。
初日の11日は、高崎市役所前で一斉街頭指導が行われ、高崎交通安全協会など11団体が参加した。
出発式で富岡賢治市長は「交通安全意識の向上は重要で、高崎市は通学路を点検するなど地域の方に協力していただいて進めています」、高崎交通安全協会の堀越芳春会長は「交通安全のために一歩一歩、着実に努力していきたい」、高崎警察署の手島英之署長は「悲惨な交通事故を一件でも少なくするため、全ての道路利用者の安全意識を高めていきたい」とあいさつした。また式後、群馬県警交通機動隊白バイ隊員によるデモンストレーション走行が披露された。
一日警察署長にミスキャンパスコンテストでグランプリに輝いた石川莉々花(りりか)さんが就任し、街頭指導では通行するドライバーに安全運転を呼びかけた。
石川さんは、高崎市出身の大学4年生で「一日署長として警察官の制服に腕を通した時は身が引き締まる思いでした。私はアナウンサーをめざしており自分の言葉で交通ルールやマナーを守ることの大切さを伝えていきたいです。地元のために貢献できてとてもうれしいです」と話した。