協和キリン高崎工場「Q-TOWER」5月から順次稼働
(2023年04月25日)
国内最先端の分析機器を導入
協和キリン高崎工場(高崎市萩原町、野村隆治工場長)に品質保証関連複合施設「Q-TOWER」が完成し、4月6日に竣工式が行われた。宮本昌志代表取締役社長、大澤豊代表取締役副社長らが出席するとともに、関係者に内覧した。
協和キリンはグローバル・スペシャリティ・ファーマとして、病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を実現する。
高崎工場は、同社のバイオ医薬品の生産を担っており、完成した品質保証関連複合施設「Q-TOWER」は国内最先端の分析機器を設備したバイオ医薬品の分析、管理施設で、高崎工場内に分散していた品質管理、品質保証の機能をQ-TOWERに集約し業務効率化と高度化をはかる。館内は「健康的に、創造的に、相互理解のもとで」働ける環境づくりをめざし、オフィスフロアは豊かな発想でデザインされた。
Q-TOWERは、地下1階、地上7階、延べ床面積は約 12,630㎡、投資額は140億円。日本・米国・欧州の三極GMP(医薬品の製造管理・品質管理基準)適合施設。また水害対策、自動書庫なども備える。このエリアでひと際高く、社内募集により「Q-TOWER」と愛称が名付けられたそうだ。
施設内で働く人は約330人。稼働開始は2023年5月、フル稼働(品質管理の機能)は2024年以降。
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