消防指令システムの更新へ/2026年度稼働
(2023年03月3日)
機器保守期限とFOMA3G終了で
高崎市等広域消防局は、「たかさき消防共同指令センター」の高機能消防指令システムを更新し、令和8年度に運用開始する予定であることを2月7日の高崎市安中市消防組合議会に示した。
この消防指令システムは、高崎市等広域消防局、利根沼田広域消防本部、渋川広域消防本部、多野藤岡広域消防本部、富岡甘楽広域消防本部、吾妻広域消防本部の県内6消防本部で2016(平成28)年4月から共同運営を開始していた。
6消防本部の構成市町村は6市9町8村(合計23市町村)で、管轄面積は約5千k㎡、管轄人口は約80万人。
各消防本部が単独で行っていた消防指令業務(119番の受信、消防車や救急車への出動指令など)を共同で管理し、各消防本部・各署所に出動指令を行う。
高崎市等広域消防局では、システムの更新について、2025(令和7)年度に稼働開始から10年を経過し製造メーカの部品保有期間が終了するため、システムを更新し保守対応に備える必要があること、現行システムで採用しているFOMA(3G)回線が2026年3月31日をもってサービス終了することから最新の回線に対応したシステムに更新する必要があると説明している。
2023(令和5)年度に実施設計し、令和6年度、7年度に整備工事、2026(令和8)年度に運用開始予定。
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