マスク着用/3月13日から個人判断に
(2023年02月24日)
医療機関や混雑時の公共交通などマスク推奨
新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク着用の考え方が見直され、国は令和5年3月13日からマスクの着用は個人の判断を基本とする方針を示した。
この方針に伴い、群馬県は、3月13日以降のマスク着用について、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断を尊重するとともに、医療機関を受診する時や混雑した公共交通を利用する場合などは、マスクの着用が効果的と推奨した。
マスク着用が推奨される場面として、医療機関を受診する時、高齢者など重症化リスクの高い人が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時を示した。
当面は通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに乗車する時もマスクの着用を推奨する。なお乗客全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除く。
また、新型コロナウイルス感染症の流行期に、重症化リスクの高い人が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的とした。
令和5年3月12日までは、これまで同様に屋外では原則不要、屋内では原則着用となり、屋外・屋内の場面に応じた適切なマスクの着脱をお願いする。
症状がある場合の対応
新型コロナウイルス感染症の症状がある人、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった人、同居する家族に陽性となった人がいる場合は、周囲に感染を広げないために、外出を控えてもらう。
通院などでやむを得ず外出する時には、人混みは避け、マスクの着用をお願いする。
医療機関や高齢者施設などの対応
高齢者など重症化リスクの高い人が多く入院・生活する医療機関や、高齢者施設などの従事者は、勤務中のマスクの着用が推奨される。
事業者における対応
事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容される。
子どもたちのマスク着用
子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要。感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得る。
ただし、子どものマスク着用については、健康面などへの影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が子どもの体調に十分注意する。
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