地域の魅力を生かした和菓子を
(2023年02月16日)
高崎商科大の学生がアイデア
高崎商科大学・地域連携センターは、学生と地域が共同して開発したスイーツを1月21日に高崎駅イーサイト高崎の群馬いろはで限定販売した。
地域連携センター長の前田拓生教授のゼミでは、西毛地域の上信電鉄沿線の活性化を目的に調査研究を行っており、2022年度は学生の視点を生かし、高崎市と藤岡市の特徴を生かした「和菓子」の開発に取り組んだ。
高崎市のだんべえ本舗風間堂、菓心たつや、藤岡市の清水屋、昇月堂の4店が協力し、学生のアイデアをもとに、製造する上での課題を検討しながら、いちご、りんごを素材にした団子や餅、冬桜をテーマにした和菓子が各30個限定で試作された。
和菓子として完成させるには、素材のフルーツなどの含まれる水分や糖分なども考慮して加工することが重要で、和菓子店の匠の技が生かされたそうだ。この取り組みに参加した星野さん(3年生)は「自分たちもびっくりするような和菓子ができ、達成感を感じています」と話した。
-
前の記事 烏川カフェ活用し交流事業を企画中