11月に共演/農二吹奏楽部とシシド・カフカさん率いる「el tempo」
(2022年10月21日)
公演に向け合同練習
11月26日に高崎芸術劇場スタジオシアターでシシド・カフカさんがプロデュース・指揮するリズム・アンサンブル「el tempo」のコンサートが開催され、午後3時からの1stステージで共演する東京農業大学第二高校吹奏楽部との練習が10月19日に同校で行われ、報道機関に公開された。
「el tempo」は女優・モデル・ミュージシャンとして多彩に活躍するシシド・カフカさんが率いるリズム・アンサンブル。楽譜は使わず、指揮者のサインでリズムセッションを繰り広げる即興性の音楽で、高崎での演奏会は3回目。
カフカさんは「いつもと違うライブをしたい」と農大二高吹奏楽部との共演を企画した。楽器編成を顧問の樋口一郎先生と相談し、打楽器と管楽器の3年生17人と共演する。
この日の練習には、カフカさんと「el tempo」のメンバーIZPONさん、KENTAさんが訪れ、生徒たちはカフカさんからサインの説明を受け、実際に即興演奏を行った。
カフカさんは「これまで音階のある楽器と演奏することは少なく、すばらしいライブができたらうれしい。高校生のみずみずしい演奏を引き出したい」と話す。生徒らは「精一杯がんばり、音楽の楽しさをみつけたい」と練習に取り組んでいた。
「el tempo」も高校生とのセッションは初めてで、双方ともに新たな可能性を開く公演となりそうだ。
チケットは全席指定6,000円(25歳以下3000円、高校生以下 1500円)。高崎芸術劇場や各プレイガイドで発売中。
1stステージは午後3時開演(午後2時15分開場)、ゲストは東京農業大学第二高校吹奏楽部。
2ndステージは午後19:00開演(午後6時15分開場)、ゲストはサイン・システムの考案者サンティアゴ・バスケス。
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