令和4年度地価調査
(2022年09月23日)
市街地・駅周辺で住宅需要も
群馬県は令和4年群馬県地価調査結果を9月21日に発表した。
全用途の対前年平均変動率は0.9%低下(前年1.1%低下)となり、平成5年以降下落傾向が続いている。
群馬県は、商業地は新型コロナウイルス感染症の影響により、群馬県全体の平均変動率は厳しい状況が続いているが、下落率はやや縮小し持ち直しもみられるとしている。
用途別の平均変動率は、住宅地が1.1%低下(前年は1.2%低下)、商業地が0.8%低下(前年は0.9%低下)、工業地0・7%上昇(前年は0.1%上昇)。住宅地・商業地の下落率はやや縮小、工業地は上昇率が拡大した。
群馬県の平均価格は、住宅地が3万1400円/㎡(前年3万1500円/㎡)、商業地が7万1200円/㎡(前年7万1400円)、工業地2万900円/㎡(2万800円)。
高崎市内の平均価格は、住宅地が5万700円/㎡(前年5万300円/㎡)、商業地が13万1300円(前年13万600円/㎡)、工業地が2万3400円/㎡(前年2万3200円)で、それぞれ県内最高価格となっている。
変動率は住宅地が0・2%低下(前年は0・6%低下)、商業地は0・0%(前年は0・3%上昇)した。
最高価格地点は、全ての用途で高崎市となっており、住宅地が高崎市北双葉町の12万1000円/㎡(前年変動率3・4%上昇)、東町10万6000円/㎡(前年変動率2・9%上昇)和田町10万5000円/㎡(前年変動率2・9%上昇)など。
商業地が旭町41万5000円/㎡(前年変動率0・0%)、栄町40万4000円/㎡(前年変動率1・0%)、栄町26万8000円/㎡(前年変動率1・1%)。
工業地は倉賀野町2万5200円/㎡(前年変動率0・8%)。
高崎駅周辺では商業地の上昇傾向率が前年よりも鈍化する一方、住宅地では上昇率が増加する地点も見られている。
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