高崎まつり・高崎山車まつり感染防止徹底し開催へ

(2022年07月29日)


技能祭も3年ぶり開催へ

高崎市は、9月3日(土)、4日(日)に予定している第48回高崎まつり、第20回高崎山車まつりについて、全国でもまれにみる徹底した新型コロナ感染防止対策を講じた上で実施すると、7月28日に発表した。

 

3日午後7時30分から烏川和田橋上流で1万5先発を打ち上げる大花火大会は、事前応募製で実施する。

 

3日と4日に庁舎前広場で予定されている第39回高崎市技能祭も感染防止対策を徹底して実施する。

 

高崎まつりは、神輿(9基)、和太鼓14団体、木遣(1団体)、阿波踊り(5団体)、開運たかさき食堂(14店)など。

高崎山車まつりは3日に12町内、4日に11町内が出場。集結式、勢ぞろいなどを予定。

 

全国でも大規模な祭りとして知られる「博多祇園山笠」や「京都祇園祭」の感染防止対策を実地調査し、高崎まつりではこれらのお祭りを上回る対策を計画している。

 

富岡賢治市長は「関係者の努力により3年ぶりに高崎まつりが開催されることはうれしい。全国でも特記した感染防止対策を徹底し、安心・安全なまつりとしたい」とコメントしている。

 

神輿は担ぎ手全員にPCR検査を実施し陰性の人が参加。担ぎ手はマスク着用で、渡御前に手指消毒を行う。渡御では担ぎ手の人数を減らし、一人10分程度で交代する。

神輿と神輿の間隔は30m以上空けることとする。渡御ルートは例年に比べ短縮する。

熱中症予防の水分補給以外の飲食は行わない。出演団体のPCR検査費用の高崎市負担、マスク・消毒液の提供、スタンド型検温器(各団体3台)の提供などを行う。

 

 

山車まつりは、お囃子を演奏する人全員にPCR検査を行い陰性の人が演奏する。

子どもたちに演奏指導を行う大人に対して練習開始日にPCR検査を実施。マスクや消毒液などを提供する。

巡行ルートの短縮、巡行前の手指消毒を実施。山車巡行中は、山車に乗る人、演奏する人、曳く人、荷物を運搬する人など全員がマスク着用。山車の上の人は4人以内、一人10分で交代する。山車を曳く綱に1m間隔にリボンを付けて曳き手の間隔を空ける。

神輿と同様に、熱中症予防の水分補給以外の飲食は行わない。出演団体のPCR検査費用の高崎市負担、マスク・消毒液の提供、スタンド型検温器(各町内3台)の提供などを行う。

 

大花火大会は、観覧エリア4つに分け、エリアに入れる観覧者を事前応募制により、コロナ前の4分の1程度(昨年と同じ)の1万5千人とする。

入場口では検温、手指消毒、マスク着用。入場者に1・8m×1・8mのブルーシートを配付し、ブルーシート内の観覧に協力してもらってソーシャルディスタンスを確保する。観覧エリア内での飲食、飲酒は禁止とする。

 

祭りの開催場所となるまちなか50カ所に消毒ポイントを設置。

露天商には1店舗あたりマスク10枚、マウスガード10枚、消毒ボトル2本を配付。

 

熱中症対策として、会場各所で消防局による散水を実施。体調不良者の早期発見、早期治療のために消防局の救急救命士が「熱中症巡回見回りパトロール」を行い、車椅子を用意して巡回する。

シンフォニーホールに救護本部を設置し医師や看護師を配置する。

 

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