電子版障害者手帳「ミライロID」を導入
(2022年07月21日)
市文化施設で観覧料減免
高崎市は障害のある方の利便性向上と、高崎市のデジタル化の推進のため、高崎市の文化施設窓口で障害者手帳アプリ「ミライロID」の対応をこれまでに実施した。
「ミライロID」は障害者手帳の情報をスマホに取り込み、対応する施設で障害者手帳の提示と同様の減免等を受けられるほか、障害者の生活に役立つ情報も配信される。
高崎市の文化施設では、今まで施設利用料の減免のために障害者手帳の提示が必要だったが、このアプリの導入により、スマホ画面で情報提示すると手帳と同様の減免を受けることができる。
アプリ導入のメリットとして、高崎市は、手帳の実物を持ち歩く機会が減り、紛失のリスクや劣化の低減につながる。スマホ画面の提示で済むので周囲の施設利用者に障害を知られにくい等を挙げている。
アプリを利用できる高崎市文化施設は、高崎市美術館、高崎市タワー美術館、高崎市山田かまち美術館、高崎市観音塚考古資料館、かみつけの里博物館、高崎市榛名歴史民俗資料館、高崎市少年科学館(プラネタリウム)、高崎市染料美術館、多胡碑記念館、村上鬼城記念館の10施設で、観覧料の減免が受けられる。
高崎市では市役所窓口など、利用できる施設・行政サービスについて検討を進めていく。
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