降ひょうの被害17億円超・梅が3億円超
(2022年07月1日)
5月27日と6月2日の降ひょう被害で県確報
群馬県は、5月27日と6月2日の降ひょうに伴う農作物・農業用施設等の被害状況について、確定情報を6月29日に発表した。
群馬県の発表によれば、被害総額は17億3660万円で、農作物被害が13億2948万円、農業用施設が4億612万円、共同利用施設が100万円となっている。
農作物の主な被害状況は、うめの被害額が最も大きく、被害金額3億2225万円、被害面積31ha(高崎市・安中市・大泉町)、小麦が被害金額2億233万円、被害面積900ha(板倉町・邑楽町・高崎市・館林市・千代田町など)、なすが被害金額1億8946万円、被害面積28ha(館林市・藤岡市・邑楽町・高崎市・千代田町など)なしが被害金額1億7928万円、被害面積70ha(高崎市・藤岡市・明和町)。
農業施設の主な被害状況は、園芸関係施設が最も大きく被害金額3億9045万円、被害戸数369戸、被害棟数は684棟(藤岡市・板倉町・館林市・高崎市など)、畜産関係施設が被害金額1534万円、被害戸数11戸、被害棟数13棟(高崎市・藤岡市・玉村町)など。(被害金額は減価償却を行った残存価格をベースに算出)
被害を受けた農業者に対し、群馬県と各市町村は連携して対応していく。
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