新規就農者に応援給付金創設

(2022年05月6日)

次世代の農業者確保に

農業者の高齢化が進む中、後継者不足が深刻な問題となっている。農業を維持していくためには新規就農者の確保が重要な課題となっている。

高崎市は新規就農のチャンスを増やし、意欲を持って安定した営農ができるよう、新規就農者向けの高崎市独自の給付金「かがやけ新規就農者応援給付金」を創設した。

 

高崎市には、新規就農者が毎年20人程おり、就農当初は一定品質の作物を作る技術の不足、農業機械・農業設備の導入など経営課題もあるそうだ。

高崎市は新規就農者の安定的な経営に向けた支援策として、就農の初期段階における高崎市独自の給付金制度を創設した。

一定の要件を満たした新規就農者に対する給付金により、高崎市への就農機会を拡大し、市内農業の担い手確保をはかる。

給付金は、農業資材の購入、農業機械・農業設備の導入、生活資金など使途の制限はない。給付金は1経営体につき1回限り。

 

給付金額100万円の新規就農者応援コースと給付金額50万円の就農準備生応援コースの2コースを設けている。それぞれ令和4年4月1日以降に新たに農業経営を開始する人、給付金申請時に高崎市民であることなどの要件が付帯。

 

令和4年度は2千万円を予算化。

富岡賢治市長は「農業の若い担い手確保は大事な問題。今後も促進していきたい」とコメントしている

 

新規就農者応援コース【給付金額100万円】

高崎市の次世代を担う農業者をめざすために、高崎市で新たに農業を始めて独立自営する認定新規就農者等およびその同程度と認められる人。

 

就農準備生応援コース【給付金額50万円】

高崎市の次世代を担う農業者をめざすために、独立自営就農に向けて認定農業者等の元で研修就農する人や農業法人等で雇用就農する人、市内認定農業者に親元就農する人。

 

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