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三年ぶりに実施

高崎市は、世界の記憶に登録された上野三碑（多胡碑・山上碑・金井沢碑）を３月６日に一般公開した。

高崎市では、多胡碑の碑文に刻まれた「和銅４年３月９日」にちなみ、３月９日に近い日曜日と世界の記憶に登録された１０月に、碑を保護する建屋の扉を開け、普段はガラス越しにしか見られない碑を直接見学できる特別公開を実施している。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、この２年間は３月の公開は中止となっており、３月の公開としては３年ぶり。昨年１０月の特別公開は実施している。

この日の特別公開には、事前に申し込んだ見学希望者や散策に訪れた歴史ファン、多胡碑記念館で開催している「群馬書作家展」の観覧者などが訪れ、ボランティアから説明を受けていた。

また、この日は上野三碑などを巡回する無料バスの運行本数を通常時の４５分間隔から２０分～２５分間隔に増便し、見学者の利便性をはかった。