田端区長会長に総務大臣表彰

（2021年12月7日）

富岡市長と田端区長会長（右）

自治会・町内会による地域貢献で

高崎市区町会長の田端穣（たばた・みのる）さんが、令和3年度「自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」を１１月３０日に受賞した。

この表彰は、自治会、町内会等の地縁による団体の代表者として多年にわたり在職し、地域的な共同活動を通じて良好な地域社会の維持及び形成に顕著な功績があった人に対し、総務大臣が表彰する制度。

総務省の発表では、今年度は全国の１５１人が受賞し、群馬県からは田端さんが受賞した。また今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、式典は実施されず、高崎市の富岡賢治市長から田端さんに伝達された。

田端さんは平成１５年（２００３）から地元区長、平成３０年に高崎市区長会長を務める。

田端さんは「地域に恩返しをする気持ちでつとめてきました。私を支えてくれている皆さんとともに喜びたい。なごやかな地域づくり、安心安全で環境を大切にする地域づくりに取り組んでいきたいと考えています。地元区長として町内広報を欠かさずに発行し、４４９号になりました。地域の石仏を保存・啓蒙する活動を行い、校区の子どもたちの地域学習につなげています」と喜びを語った。

また「地域に対する住民の意識も変化しています。災害時に地域住民が安全に避難するためには地域の協力が大切です」と話し、町内など身近な地域づくりの大切さを強調した。