倉渕水沼公園で危険箇所点検
(2021年07月23日)
沢などドローンも活用
熱海市の大規模土石流災害を受け、高崎市は、毎年実施している危険箇所総点検に合わせ、7月6日から土砂災害の危険箇所の点検を重点実施している。
7月19日に倉渕水沼公園で行った点検の様子が、報道機関に公開された。
倉渕水沼公園では、過去に大雨で斜面が崩落したことがあり、この日の点検では、土砂崩れの痕跡の有無、地面のひび割れ、のり面の浸食や滑り、擁壁の沈下やはらみ、湧水の濁りなどを確認した。また、ドローンを使って公園下を流れる沢の堰堤の状況を調査した。
土砂災害の危険箇所調査は、土砂災害警戒区域の上流域、近隣で土地造成を伴う開発行為があった箇所、大規模盛土造成地を重点的に行う。
砂災害警戒区域周辺の土地造成箇所41カ所、大規模盛土造成地47カ所、山間部における林地開発箇所・伐採届受理箇所113カ所など合計230カ所を予定。
高崎市は、この重点点検を、災害の未然防止につなげるとともに、災害時の備えを強化したいとしている。
- 次の記事 名称は新町防災アリーナに