ロータリークラブがこども食堂に寄附
(2021年07月12日)
のぼり旗やTシャツ
高崎南ロータリークラブ、高崎セントラルロータリークラブは、「こども食堂ネットワーク高崎(丸茂ひろみ代表)」の活動を支援しようと、のぼり旗などを寄贈し、7月1日に贈呈式が高崎市役所議会棟で行われた。
高崎南ロータリークラブと高崎セントラルロータリークラブは共同で、地域貢献事業を継続しており、今回は「こども食堂」の支援を実施した。
「こども食堂」の活動は、子どもたちの貧困対策や地域の交流拠点として注目されており、 高崎市内のこども食堂12団体により「こども食堂ネットワーク」が組織されている。
支援内容として、当初は食材を考えたが、こども食堂ネットワークのシンボルとして、活動の一助となるよう、のぼり旗60本、Tシャツ175枚、缶バッジ800個を製作し、12団体に活用してもらうことに決まったという。
市内のこども食堂が同じ旗のもとで、同じTシャツを着て活動することにより、こども食堂の活動が、これまで以上に市民に浸透する効果も期待できる。
セントラルロータリークラブの乾宏行会長は「昨年の8月から相談を重ね、旗やTシャツを制作してこども食堂を応援しようと考えました」と話す。
こども食堂ネットワーク高崎の丸茂会長は「食材も不足しているのですが、以前に比べて企業などから支援が届くようになりました。こども食堂ネットワークの強みをもっと生かしていきたいと考え、共通のシンボルが欲しいと思っていました。みんなで地域のこどもを守っていきたいです」と感謝の気持ちを語った。
高崎市議会の白石議長、片貝副議長が贈呈式に出席し、「コロナ禍でこども食堂の重要性がクローズアップされている(議長)」、「この旗のもとに多くの人たちが集まってほしい」などとあいさつし、こども食堂の活動の広がりに期待した。
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