病児保育施設が安中市民も利用可に

(2021年06月23日)

9月から予定

高崎市は、市内の病児保育施設4カ所を安中市民も利用できるようにする方針を6月18日に示した。

 

発表によれば、安中市の要望を受け、令和3年9月から、安中市の子どもも高崎市のこどもと同様に、病児保育施設が利用できることになった。

 

病児保育は、病気の発症から回復期にあって、幼稚園、保育所、認定こども園など集団の保育に通えない子どもを一時的に預かる施設。子どもが急に発熱し、仕事を休めない場合など、病児保育の充実が重要となっている。

一方、保育施設と医療機関が連携して運営されるケースが多く、他の子どもに感染しないように別の保育室を用意するなど施設の整備も必要で、開設や運営のハードルが高いといえる。

 

安中市では、病児保育事業の実施が難しいということで、富岡賢治市長は「安中市の要望に応えることにしました。安中市のご家庭も安心すると思います」とコメントしている。

安中市の利用開始にあたり、高崎市の病児保育事業の費用の一部を安中市が負担する。

 

高崎市の病児保育施設の対象は未就学から小学校低学年(高学年まで対象の施設も有り)。前日の予約や、空きがあれば当日も受け入れ可。かかりつけ医の診療情報提供書など、利用の際に必要な書類があり、詳しくは高崎市や各施設のホームページ参照。

利用ができる施設は、病児保育室「あおぞら」(下小鳥町)、病児保育室「かめさん」(柳川町)、病児・病後児保育室「のびのび」(高関町)、病児病後児保育室「杉の子」(上中居町)、

 

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