5月1日から警戒度3
(2021年04月29日)
感染者数増加
群馬県の山本一太知事は4月28日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症に対する群馬県の警戒度について、5月1日(土)から全県を警戒度3に引き上げることを発表した。
4月30日までは前橋市・伊勢崎市・太田市・大泉町が警戒度3、その他の市町村は警戒度2。
山本知事は、全国的に感染が拡大する中、群馬県内の新規感染者数が一日当たり40人に増加しており、警戒度移行の判断基準となる一日平均20人の倍となっている。今後も増加が続くと医療体制がひっ迫する恐れがあるとした。
警戒度引き上げの理由として、山本知事は、経路不明の感染者が増加し、市中感染のリスクが高まっていること、感染力が強いとされる変異株の状況にも注意が必要であること、GWの人流を抑えないと更に感染が拡大する可能性があることなどを上げた。
県民への要請として、感染防止策が取られていない場所への外出や高齢者・基礎疾患がある人の不要不急の外出の自粛、テレワークの5割目標など、感染防止対策の徹底を呼びかけた。
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