新島学園「菜の花プロジェクト」
(2021年04月25日)
心の教育や地域交流
新島学園は、同校の体験農園「新島学園ファーム」で「菜の花プロジェクト」に取り組んでおり、満開の菜の花を楽しむ「花見の会」が関係者を集めて4月25日に現地で行われた。
新島学園インターアクト部、PTA、プロジェクトに協力している安中ロータリークラブ・企業など30人以上が参加した。
この新島学園ファームは遊休農地を活用して昨年に開園したもので、「菜の花プロジェクト」を通じて農地の土づくりを行い、大豆などの農産物を育成できる農場づくりをめざしている。
新島学園の「建学の精神」と「教育の五原則」を実現する取り組みの一つで、環境や食など問題を考えるきっかけとなっている。
農地の面積は約2千㎡で、約150kgの菜種が収穫できる見込みという。
参加したインターアクト部の生徒は「畑の作業は初めてなので貴重な体験ができました。地球環境や地域景観にも役立つ活動なので、地域の方と交流しながら続けていきたいです」と話している。
新島学園の湯浅康毅理事長は「土や大地とつながる教育を通して生徒の成長につなげていきたい。菜種の収穫は梅雨頃になるので、湿気を含まないように管理したい」と話し、菜種油の活用にもアイデアを膨らませている。