カエル型救助機で世界最高賞

(2021年03月15日)


世界少年少女発明工夫展

高崎少年少女発明クラブ員の猪内さんの作品が「2020年世界少年少女発明工夫展」絵画の部で県内初となる世界最高賞を受賞し、2月28日に受賞報告会が高崎市文化会館内で行われた。高崎少年少女発明クラブ・佐藤明子会長と来賓として群馬県発明協会・金子正元会長、福田達夫衆議院議員が出席した。高崎少年少女発明クラブは小学校4年生から中学校3年生が活動している。

 

猪内さんは、東日本大震災や台風の洪水被害から着想を得て、「カエル型水害救助機」を考え、絵画作品「水害救助!無事にカエル号」を描いた。カエル号は、はん濫河川を搬送しながら、ジャンプ力で高所の救助も可能だ。作品は日本代表に選ばれ、世界大会に出品となった。

世界大会は感染症対策のためオンラインによる審査となり、猪内さんは英語によるプレゼンテーションに挑戦。自分で英文を考え、学校の先生に指導を受けたそうだ。ゼスチャーを交えるなど表現力も工夫した。

 

猪内さんは、将来は理系に進学したいと考えており、「本当にうれしいです。学校、発明クラブの先生方に感謝しています」と喜びを語った。

 

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