ワクチン供給は限定的

(2021年03月4日)

4月から高齢者向け接種

高崎市は新型コロナウイルスワクチン接種について、当面の供給は限定的で計画が立たない現状と、3月上旬に問合せコールセンターを設置する予定などを3月1日に、供給スケジュールを4日に示した。

 

ワクチン供給量の予定

高崎市によれば、ワクチンについては国からの情報が少なく、十分な供給量が確保されていないために、詳細な接種計画が立てらえない状況という。

 

3月の医療従事者に向けた接種

市内の医療従事者1万1千人に対し、3月は1950人分のワクチンしか供給されない見通しとなっている。高崎市へのワクチン供給量予定は毎週1箱(975回分)で、3月期の合計は4箱(3900回分=2回接種で1950人分)となっている。

 

4月以降に開始される高齢者向け接種

4月の高齢者向けのワクチン供給量は群馬県全体で第3週までに22箱(2万1450回=1万725人分)が予定され、高崎市への配分量は未定。

第4週は、国が各市区町村に1箱(975回分)を配布する予定で、高崎市にも1箱供給される予定。高崎市の高齢者は11万人で、4月の予定供給量として、明確になっているのは現状ではこの1箱(975回分)だけとなっている。

国の方針では6月末までに高齢者が2回接種する量のワクチンの納品を完了する予定となっている

 

ワクチン接種は医療機関で

ワクチンは、市民が最寄りの医療機関で接種するよう体制整備が進められている。高崎市医師会、群馬郡医師会、藤岡多野医師会、市内医療機関と連携し、ファイザー社製ワクチンについては200を超える医療機関から接種できると回答を得ているという。

 

コールセンター・予約センターを開設

問い合わせや予約については、「問い合わせコールセンター」と「予約センター」を別々に開設する。予約センターは30人体制を予定。

問い合わせコールセンターは3月上旬に開設、予約センターは接種クーポン券の発送後に速やかに開設する予定。ウェブでの接種予約も受け付ける。

高崎市保健所では4月1日にワクチン接種対策室を設置し室長(課長級)以下10人体制で業務を行い、必要に応じて全庁的な対応を行う。

 

 

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