正しい理解や思いやり/コロナいじめ防止
(2021年01月19日)
中学生リーダー研修会
高崎市が取り組んでいるいじめ防止プログラムの一環として、今年度は市内各中学校の代表によるリーダー研修会が行われた。リーダー研修会は今回で9回目。中学2年生の新生徒会役員25人がリモート会議でコロナいじめ防止について議論した。
高崎市では生徒が主体となったいじめ防止が進められており、新型コロナウイルス感染防止対策のため、高崎市教育センターと各校をリモート会議でつないで実施した。
前半は各校からコロナいじめを防ぐためのキーワードを出し合い、5つのグループに分かれて議論。後半は高崎経済大学附属高校の生徒がリーダーとなって、各中学校の代表生徒が話し合い、「いつも通りの思いやり」「正しい知識と理解」「敵はウイルス、人ではない」を選定した。
この3つのキーワードを高崎市の子どもたちで共有し、啓発活動に活用していく。
参加した中学生は「デマや不正確な情報をしってしまうと誤解や偏見にもつながる。『正しい知識と理解』というキーワードを特に強調して伝えたい」と話した。
飯野教育長は「慣れないオンラインでの研修会で戸惑った面もあると思うが初めてにしてはよくできた。皆さんが創造力に富んでいるということを何よりも評価したい。皆さんの仲間に訴えていくことをこれからも大事にして欲しい。各学校で、コロナいじめで悩む人が一人も出ないよう。ぜひ、皆さんがリーダーシップをとってほしい」と生徒の活動に期待を寄せた。
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