令和3年高崎商工会議所新年祝賀会

(2021年01月5日)

第一部は群響の弦楽演奏。曲の解説も楽しく
第二部の祝賀式

コロナ対策で新しい式典に

高崎商工会議所の新年祝賀会が1月4日に高崎芸術劇場で行われ、産業界、政財界など275人が参加した。第一部は群馬交響楽団の弦楽合奏による演奏会、第二部が祝賀式典となった。

 

同所の新年祝賀会は、毎年1月4日に開催されることが恒例となっているが、新型コロナウイルスの影響により、今年は高崎芸術劇場に会場を移し、感染拡大防止対策を行いながら、群馬交響楽団による弦楽演奏で新春を祝った。ヴェルディ「乾杯の歌」やヴィバルディ「四季・春」など新春にふさわしいクラシック音楽の名曲が演奏され、格別なひとときを味わいながら、令和3年の幕開けとなった。

 

高崎商工会議所の児玉正蔵会頭は、年頭の式辞で、今年の取り組みとして、まちなか経済情報センターの開設、技術・技能の向上、デジタル化への対応を重点に示した。

 

高崎商工会議所のまちなかサテライトオフィスとして昨年7月に開設した「まちなか相談所」が好評で、コロナ対策の補助金申請などこれまでに2400件の利用があり、今年3月まで開所期間を延長するとともに、来年度からは高崎市やジェトロ群馬と連携し、まちなか経済情報センターに発展させる。

 

国や地方公団体のデジタル化が進む中で、高崎商工会議所は中小企業の対応を支援し、まち全体のIT化をはかっていく。

 

高崎市の富岡賢治市長は「高崎市と高崎商工会議所が緊密に連携し高崎市の発展を進めたい」とあいさつした。

 

来賓の中曽根弘文参議、小渕優子衆議、福田達夫衆議、上野宏史衆議、中曽根康隆衆議、清水真人参議、岸善一郎群馬県議会副議長、渡邊幹治高崎市議会議長が登壇し、祝辞を述べた。

 

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