好評の助成金やコロナ対策で補正

(2020年10月23日)

「高崎市長から市民の皆さまへ8(10月12日)」

「市長から市民の皆さまへ8」配信

 

高崎市議会9月定例会にはかった令和2年度高崎市補正予算について、富岡賢治市長は、youtubeによる動画配信「高崎市長から市民の皆さまへ8(10月12日)」で説明した。聞き手はラジオ高崎の田野内アナ。

 

放課後児童健全育成事業については、通常放課後から運営している放課後児童クラブが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う学校休校により、朝から児童を受け入れることとなった。国からの補助金をなどから財源を工面し、経費を補填した。

 

飲食店は環境衛生基準が改正されたことにより、改築などを行う必要があることから飲食店衛生向上リニューアル特別助成金事業を新設したところ、当初予算では不足し、希望する事業者全てに答えられなかったため、増額補正した。また、まちなか商店リニューアル助成金事業も増額補正した。

 

住宅のリニューアルを助成する住環境改善助成金事業も、希望者が多く、当初予算では不足し要望に応えきれなかったため、増額補正した。

 

助成は市内の事業者への発注が条件となっており、新型コロナの影響で、仕事や注文が来ないなどの影響を受けている事業者への売上に還元できる。1千万円の補助金を増額すると3倍の事業費となり波及効果がある。

 

ものづくりの工場は冷暖房のない施設が半数と言われ、近年の酷暑の中で職場環境を改善し、冷暖房を設置したい企業に費用の2分の1を助成(上限あり)する事業を、今年度に新設した。

それほど申請が来ないと思っていたら、予想を超える申請があった。受付を朝5時から始めたが、7時、8時に予算額に達して、後は断ることになった。この事業も補正予算で増額した。

 

富岡市長は「こういう時こそ、知恵を出してチャレンジ精神を持って取り組めば乗り越えられると思います。こういう時期はがんばって知恵を出している人とそうでない人と差が付くとされ、がんばっている人はヒットすると私は思っています。市民のお役に立つことはベストを尽くしたい」と思いを述べた。

 

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