災害対策用機器の操作訓練
(2020年10月19日)
国交省高崎河川国道事務所
国土交通省高崎河川国道事務所は、洪水や地震など災害に備え、排水ポンプ車や照明車など災害対策用機器の操作訓練を10月16日に和田橋下の烏川河岸で実施した。
国土交通省では、災害対策用機器を適切に操作できるよう、阪神淡路大震災が発生した平成7年から毎年、機器操作訓練を実施している。
訓練では、対策本部車、特機支援者による現地本部の開設、夜間作業を想定した照明車の操作、内水による浸水被害に備えた排水ポンプ車(毎分30㎥の排水能力)の操作、災害現場の状況を把握するため、衛生通信を使ってリアルタイムに動画を送受信する衛生通信装置の操作を行った。衛星通信装置は、災害現場の状況を把握し、迅速な対応に役立てていく。
河川の決壊・はん濫のような大規模災害では、広域的な連携が行われており、高崎事務所から近県にも出動しているそうだ。
高崎河川国道事務所では「訓練を通じて、設営に要する時間をつかみ、作業の流れを習得していきたい」と話している。
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