CSF対策で市が追加支援
(2020年10月16日)
国・県の方針をクリア
高崎市は、市内養豚場で豚熱(CSF)が発生したことを受け、これまでに緊急点検を行い、畜舎へ小動物が侵入することを防止するための防護柵対策、防鳥ネットの設置、ワクチン接種代の全額補助など、総額1億円の支援を進めている。
更に高崎市は、国の疫学調査チームが発表した予防対策を踏まえ、農場に出入りする車両の消毒の徹底、豚舎間を移動する際の作業着の消毒の徹底などを進めてもらうため、緊急防疫対策の追加支援を行うことを決めた。
車両消毒用マットの配布=養豚場にウイルスを侵入させない対策として、場内全ての車両の出入り口に車両消毒用マットを配付する。
踏み込み式消毒槽の配布=豚舎などにウイルスを侵入させない対策として。豚舎の出入り口に作業者の足元が消毒できるよう、消毒槽を配付する。
また、各地域の猟友会と連携をはかり、農場周辺のイノシシの捕獲を強化する。
富岡賢治市長は「この追加の措置で、国、県の対処方針は全てクリアしたと思っている」とコメントしている。
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