耐水性マスクを市に寄贈
(2020年10月9日)
保育や福祉部門で活用
株式会社スター商会(和田多中町)は耐水性の飛沫飛散防止マスク「おふろdeマスク」500枚を高崎市に寄付し、10月9日に高崎市役所で贈呈式が行われた。
スター商会の須藤社長が斎藤副長に手渡した。また、このマスクの製造を請け負った障害者就労A型事業所の株式会社チアアップひまわりの野澤社長と米里さんも同席し、この製品が障害者雇用にも貢献していることを報告した。
寄贈した「おふろdeマスク」は、顔の下半分をマスク型の透明ビニールシートで覆って飛沫感染防止に役立てようとするもので、不織布マスクと違って表情がわかることも利用のメリット。
高崎市がこのマスクの配布希望を庁内にはかったところ、寄贈数の2倍の申し込みがあったという。高崎市は、表情がわかることでコミュニケーションの円滑化がはかれるメリットを生かし、教育、保育、福祉関係の部署に優先的に配布して、活用していくという。
スター商会の須藤社長によれば、このマスクはスイミングクラブの要望で設計・開発し、生産は株式会社チアアップひまわりに委託した。ひまわりでは、新型コロナウイルスの影響で、それまでの受注がストップしており、就労者の業務確保につながったと謝意を示した。
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